HONDA E-CE4 Rafaga 2.0CS
ホンダ・ラファーガ2.0CS

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<探し求めて・・・>

私の初代愛車であったラファーガとの出会い・・・それは98年の秋でした
探していたのは真紅のラファーガのスポーツグレード「2.0CS」の5速マニュアル。
元々マイナー車なのにここまで条件を絞るとなかなかお目にかかれないものでした。
事実、この条件に合致する個体は私が所有していたラファーガ以外には見たことがありません。


半年間探して家から電車で2時間以上掛かる中古車屋で発掘!
その場でサインしました。


前のオーナーが大切に、そして愛着を持って接していたらしく真紅のボディが輝いていました。
ショックアブソーバー、スプリング、アルミホイル、タイヤ、ブレーキパッドは変更されていてスタイリング上々でした。


初めて手にした愛車(未だに「愛車」と呼べるクルマはこのラファーガのみ!)は毎週のように私を夜のドライヴへと誘いました。
ステアリングセンターに鎮座する「ホンダ赤エンブレム」がより一層、気持ちを高めてくれました。

なんたって、ステアリングホイルに「赤エンブレム」がtype-Rシリーズ以外に唯一採用されたのは、あとにも先にもこのラファーガ2.0CSのみ!(ただしエアバッグ非内蔵のみ)

ホンダの本気度がただよってきます。
多分、何かの手違いでしょう。


<魅惑のハイパフォーマンスパワープラント、G20A>

ラファーガに搭載されているパワープラントはホンダが世界に誇る縦置きレイアウトの直列5気筒エンジン「G20A」です。
5気筒という中途半端なマルチシリンダーですが、吹け上がりは他の気筒数のエンジンではまず味わう事の出来ない、まさに「至上のフィーリング」です。

レブリミットは7,200rpmに設定されいて決して軽くはないラファーガのボディを苦しみながら加速させていきます。
もっともこの回転域では単に回っているだけで駆動力の増加にはつながっていません。

私はスペック至上主義ではないのですが、NA2リッター、SOHC、可変バルタイ非搭載、レギュラーガソリン仕様という条件ならば未だに160PS/6,700rpm、19.0kgm/4,000rpmを超える仕様のエンジンは知りません。


縦置きエンジンから出力された駆動力はその後方のミッションに伝えられ適切に変速され・・・FR車ならこのままプロペラシャフトを介してデフへ・・・となるのですがラファーガはFFです。
ミッションで変速された駆動力は大きく方向転換しエンジンのオイルパン横のフロントデフへと、そしてもう一度方向転換し左側はドライブシャフト、右側は縦置き直列5気筒エンジンの注目箇所、オイルパン貫通インターミディエイトシャフトを介してドライブシャフトへという流れになっています。
現在のコストダウン最優先主義の世の中では二度と日の目を見ることのない非常に凝ったレイアウトです。
わざわざオイルパンの中をインターミディエイトシャフトを貫通させるくらいなら素直にFRにしてしまった方が良かったのに・・・と言うセリフはラファーガ乗りの前では禁句です。


<風のスポーツ、2.0CS「クルージングスポーツ」>

私の所有していたラファーガのグレードは「2.0CS」でした。
末尾の「CS」とは「クルージングスポーツ」という意味で他のグレードにはない専用のセッティングが施されていました。

エクステリアには大型のリアスポイラーを装備し、ボディ同色前後左右のアンダースポイラー、ボディ同色前後グリル、専用のアルミホイルでこれまでのホンダ車にはない塊から削り出したような引き締まったプロポーションが魅力でした。

見た目だけでなく中身も「CS」の名に恥じぬような内容でした。
専用セッティングの足回り、リアスタビライザー、フロントタワーバーを装備し、またAT車に限ってはギヤ・レシオも多少ローギヤードでクロスレシオにした専用のものとなっている。
MTも専用のギヤ・レシオにして欲しかった・・・(シフトアップで回転落ちすぎ!!)


<程よい質感の「ウェルテーラードインテリア」>

いくら頑張っても、ラファーガと同クラスの最近のクルマが太刀打ちできない部分・・・それがウレタン入りのファブリック張りのインテリアです。
単にドアライニングに布やら皮を貼りつけたクルマは別に珍しくないでしょう。
が、ラファーガはドアライニングに十分な厚みをもったウレタンとシートと同一素材のファブリックをミシンで縫いあわす事により「ふわっとした触感」「立体感」を提供してくれます。この製法は欧州車でも例が殆どないらしく、まさにラファーガならではの世界と言えるでしょう。

インパネとドアライニングが全く別々のデザインがされているのも特徴の一つではないでしょうか。
ラファーガ以外のホンダ車では大抵インパネとドアライニングが一続きになるようにデザインされていますが、そのようなデザインをされたら5ナンバー枠の幅のクルマでは居住スペースに問題が出てきます。
単に見た目だけには拘らず実用本位・・・今の工業製品にはあまり見受けられなくなってきたかも。

インパネセンターには上から小物入れ、時計、エアコン操作部、オーディオ、灰皿、カップホルダーの順で並んでいます。
エアコンの操作部は左にブロアモーターコントロール、中央にアウトレット等切り換え、右に温度設定があります。
左右のスイッチはアナログ式となっていて自分の希望する風量、温度に設定が可能でした。
ブロアモーターコントロールに関しては細かなステップで風量が調節でき、現行のホンダ車にも復活してほしい機能の一つです。



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