AlfaRomeo AlfaGT



disegno BERTONE

アルファロメオ アルファGTはアルファ156や147のコンポーネンツを利用しつつも、
ベルトーネによるデザインにより流用とは思わせない巧みで美しいボディを纏ったクーペである。

駆動系は2リッターJTSエンジン+5速セレスピードで前輪を駆動。
JTSエンジンは直噴機構、可変バルタイの組み合わせで166psを出力。
ドラマティックな吹けあがりは無いものの、低回転から切れ間無くレッドゾーンまで吹き上がる。

セレスピードは5速のMTをベースに半自動化したものであり、
ハンドルから手を離すことなく裏のパドルでシフトアップダウンが可能である。
0発進からの絶妙な半クラッチや、シフトダウン時に行われるブリッピングと
運転をイージーに支援してくれながらも、ドライバーの顔をにんまりさせる演出は非常に上手である。

フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン、リヤサスペンションはマクファーソンストラット式であり、
それぞれフロントサスは147、リヤサスは156スポーツワゴンを流用している。
全高が1355mmと非常に低く抑えられ全幅は1765mmと、アルファ156の全高1415mmより低く、全幅1755mmより幅広く
ワイドアンドローなポロポーションである事が分かる。
このカタチは安定感に寄与しコーナリングはまさにオンザレール感覚である。

インパネには147のものが流用されているが、灰皿部には"GT"ロゴを配したリッドやニーパッドを装備したりと、
特別感を巧みに演出している。
あちらの仕様では革張りのインパネがあったが、日本仕様には用意されなかったのが残念である。
抜群の高級感と実用性を兼ね備える本皮シートは長時間のドライブを確実にサポートしてくれる。
ドアライニングにも同色の皮が張り込まれていて室内を豪華に演出している。

後部座席は短距離なら十分使用に耐える広さを確保している。
定員は5名だが、このスタイリッシュなクーペに大人5名は詰め込みたくないものである。
ラゲッジスペースは320lと広大であり、二人で旅行に行くなら十分すぎる荷物を収容可能である。
後部座席を倒す事により更に容量を拡大でき、エレガントな造型からは不似合いな位、
日常での使い勝手は抜群である。




我が家のGT(手前)と3l V6モデルのGTの競演!



魅惑のボディを創造したBERTONE



誇らしげなGTエンブレム!


導入

我が家で酷使されて満身創痍だったEK型シビックフェリオを代替させるべく、
フィットかデミオを見にクルマ屋さんに行ったら、
そこにあったアルファGTにベタ惚れ!
ついついうっかりして買っちゃいました。
・・・すいません、実はアルファGT一本狙いで見に行ったんですけどね。

導入時の装備品としてアルパイン製HDDナビ(1DIN+1DIN)が付いていたのも決め手でした。
なにせ、こんなの後から買うと高いですしね。
ETCも装着済みで、更にはスタッドレスタイヤ&ホイルも入手し冬支度も万全。
ステキなアルファロメオのある生活の始まりです。


アルファGT ラウンチ!

幸せそうなバカ面なのでモザイク処理しました。




美しい!かっこいい!どれだけ賛辞をしても足りないぐらいのカタチ。




立体的に造型された本皮シート



後部座席はまずまずの広さ。



GTエンブレム付き灰皿リッド。


広大なラゲッジスペース


襲い来るトラブル!試される信仰心!


さて、無事に納車され早速アクセルを踏み込んでみます!
官能的なJTSエンジンが気持ち良さそうに歌ってます。
世間ではツインスパークより官能度が劣ると言われてますが、
アルファ初体験なので十分です。
そして左からはフルートの音色も聞こえてきます。
フルート???




トラブルその1 風きり音

いやいや、なんかおかしい。
それはフルートの音色なんかじゃなく風きり音。
80km/h以上になると左フロントピラー付近からピューピューと風きり音が鳴っています。
さすがに耳障りではあるのですが、所詮は風きり音。
塞いじゃえば治るんでしょ?って事で原因洗い出しのためにテープで左ドアミラー、左ドア、カウルトップいろいろ目張りをしてみますが・・・
一向に治る気配なし。後に修理に出すまでの我慢としました。


トラブルその2 セレスピード沈黙

世間が忙しそうにしている年末、近くのスーパーへ買いだしに行ったのですが、
そこでも我がアルファは信仰心を試すべく私に試練を与えました。
それは誰もが洗礼を受けると言われているセレスピードの沈黙です。

駐車区画に入れるべく切り返しを行いRに入れたつもりがインジケーターはNのまま。
さて???
気のせいか。
もう一度Rに入れるが。

・・・気のせいじゃないみたい。
1に入れてみるけど、インジケーターはNのまま。
システムの再起動って意味合いでエンジンを一度切りエンジン再始動!!!

「ダメですっ!対消滅機関始動できません!」
そんな副長の声が聞こえてきそうな緊迫した状態でした。

そうです。
前進も後退もできないんです。
しかもエンジンも始動しません。
年末で人が溢れ、雪が降るスーパーの駐車場通路のど真ん中でアルファGTは沈黙しました。
放置しておくわけには行きませんから周囲の方々に手伝っていただき、邪魔にならないところへ移動。
セレスピード沈黙状態でドライバーが行える行動は「しばらく放置」でしょうか。

「万能を誇るアルファGTもセレスピードが動かなければ瀕死の狸だ」
いや、もうとっくに死んでますからと突っ込まれそうです。。。

10分後にエンジン再始動成功!
セレスピード回復!
スーパー駐車場より無事離脱!

実はセレスピード沈黙はこの一回だけでなく計4回ありました。
セレは優しく扱わないと駄々こねちゃうそうです。
まあ、直せば言うこと聞くから可愛いもんですね。




目を引くやたらとでかいエンジンカバー。
アーシングは前のオーナーが施したもの。
後にエンジンを拝むことが困難になろうとは誰が予想できたであろうか。


トラブルその3 バッテリ上がり
トラブルその4 ボンネットオープナー破断


さて、普段どおりにアルファのシートに身を埋めキーを捻りエンジンを目覚めさせようとしたのですが、
明らかにスターターモーターの回転が鈍い!
バッテリが上がる前兆と判断し早急にバッテリをネットで購入。
数日でバッテリは届いたのですが、その頃にはアルファのバッテリは完全に干上がっていてキーレスすら動かない状況。
交換すべくボンネットを開けるべくオープナーに手を伸ばし引っ張っるが・・・

開かない!

「開かない!開かない!これはアルファ!アルファロメオ!絶対に開かない!」って叫ぶ実況が聞こえてきそうでした。

ちょっとボンネットワイヤが伸び気味なようであとちょっと引っ張れればボンネットロックが解除できそう。

ならば引っ張るのみ!
と、力かけた瞬間、なんか取れました。
樹脂製のボンネットオープナーが破断してしまいました。

バッテリが干上がっていて動かない。
ボンネットは開けられない。

万事休す。



もう、ここで心はかなり折れてましたが、放置していても解決しないのでクルマ屋にヘルプ電話!
代車のプロボックスとの入れ替わりでアルファGT入院です。

上記1-4までのトラブルに加え、


トラブルその5 オーディオ突然の爆音

も打ち明けました。
なにせオーディオの音量が突然爆音になったかと思えば聞こえなくなったりと少々不自由していました。

一ヶ月近くしてアルファGTと再会。
エンジンもばっちり始動!セレスピードも問題なし!風切り音も完治!
バッテリオープナ、ワイヤの取替え。
セレは詳細不明だけどかなり手を入れたとか?セレポンプでも換えたのでしょうか?
風切り音はシールが劣化していたそうです。

中古車の保証で無償で戻ってまいりました。
助かった〜。
オーディオ爆音は電装屋さんに修理に出してみるとの事でしたが、治るかどうか分からないとの事なので、
結局、純正のアンプをヤフオクで入手し完治しました。




BOSE製プレミアムサウンドオーディオ搭載。


が、しかし


トラブルその6 ナビの音声死亡

これが別にアルファのトラブルでもなんでもないのですが、まあ付属していたナビが全く音声でなくなっちゃいました。
オーディオ爆音もこれでわかんないね(笑)
アルファに搭載されていたナビは5年ぐらい前のモデルで1DIN+1DIN。
ディスプレイ展開時はエアコン通風孔を塞いでしまいます。
デザイン的にも取って付けた感が漂っていていまいち。

地図データも更新していないし、テレビチューナーはアナログチューナーのみ。
このナビを修理に出すより、いっそ買い換えたほうが得策と判断し思い切ってナビ買い替えました。

チョイスしたのはパイオニア製サイバーナビAVIC-ZH9990!!
2DINモデルなのでパネルがスッキリしました。
音声もロスレスに対応しているので圧縮音源に耐えられない耳をお持ちの方は向いているのではないでしょうか。



パイオニア製サイバーナビでインパネ周りすっきり!


トラブルその7 無くなったエンジンオイル

セレスピードもばっちり、風きり音もしない、ナビも新調!
順風満帆で遠出していたときに突然の警告!
エンジンオイルが少ないと。

そう言えば納車されてから一度もエンジンオイル見てなかったので慎重にボンネットを開け(またオープナー折れたらどうしようとドキドキしているんです)オイルレベルゲージをチェック!
全くオイル入っていませんでした。
この地点からクルマ屋までは70kmぐらい。
とりあえず応急処置でオイル継ぎ足すことにしてクルマ用品店へ駆け込んでみました。
が、アルファGTの要求する10W-60なんてオイルは全く見当たりません!
ってか、10W-60ってすげー硬いオイル指定されていることを始めて知りました。

ゆっくりと走り無事にアルファのお店(≠買った店)へたどり着き純正指定のセレニアレーシングを入れてもらいました。
オイル交換後は低い回転域から力がわいてくる感じを体験しました。
コレってもしかして工作精度低いのかな?

推測に過ぎませんが納車前の車検でのエンジンオイル交換でフツーの粘度のエンジンオイルを注入したのではと思われます。
そのためクリアランスが大きい(と思われる)アルファではエンジンオイルが燃焼し無くなってしまったのではと考えられます。
だれが、このクルマに10W-60なんてオイル指定されていることを想像できるでしょうか?

最近、オイル残量について気にするようになったのですが、オイル交換して4,000-5,000km走行するとオイル量はレベルゲージの下端辺りに来るのが通例になってきてます。
もちろん、オイルは純正指定のセレニアレーシングです。
漏れた痕も一切見受けられない事から、結論として「オイルは減る」と意識するようにしてます。
取り説にもオイルが減る事明記していますしね。



トラブルその8 球切れのオンパレード

ライセンス球、から始まりリヤフォグ、リヤスモールが切れ、フロントのスモールも切れました。
なんか、どれもこれも入手しにくい球ばかり。
よくもまあ、連続して切れるもんだと。。。
.フロントスモールランプが切れたとき、当たり前のように自分で交換を試みたのですが、
目の前に立ちはだかったのは黒い樹脂性カバー!
ご丁寧にビス4本で四隅を固定。
どう見ても外すことが出来るのはビス一本が精一杯。
結局あきらめてお店へもって行きました。
フロントバンパ、ヘッドライト外さないと交換できないそうです。
たかだかスモール交換なのになんて面倒!



球切れ警告!高速巡航中に限り発生していた。


トラブルその9 ヘッドライト曇り

納車時から気になっていたけど、素人じゃ手を出せないし、下手したらヘッドライトユニット交換になりそうなので見てみぬ振りをしていたのですが、
主治医がエアブローして乾燥させ、しっかりとコーキングすれば大丈夫とばかりに対処してくれました。
結果、ばっちり修復され、曇りのない美しいヘッドライトが蘇りました。
アルファは美しくなくっちゃね。



トラブルその10 下回りの部品イロイロ破れた

アルファGTはその流麗なスタイリングからは想像できない位、日常生活に耐えられる「乗用車」です。
でも、ほんの少しだけ地上高が低いようで、駐車場の輪留め、段差、雪の轍では、
フロントスポイラーとアンダーカバーがダメージを負ってしまうことが少なくないようで、
我が家のGTもその例に漏れず破損してしまいました。
アンダーカバーは純正品ではなくアルミ製へ交換し地上高の確保と耐久性アップを狙いました。
その美しいアルミの姿は残念ながら下に潜り込まないと見ることが出来ない残念な部品です。




破れてブラブラになったスポイラー。応急処置はしたもののちぎれるのは時間の問題でした。



アルミ化されたアンダーカバー。これで雪道も怖くない?


結局のところ・・・


多少の不具合は中古物件ゆえやむなしって事でしょうか。
トラブルでたらさっさと潰しこんで路頭で停まることの無いようにしてステキなアルファライフを送りたいものです。



こんな大雪の日でも各種安全装備の恩恵もあり安心できる。


車上荒らし


まさか本当にこの世に車上荒らしが存在するとは思っても居ませんでした。
私のマンションの駐車場のクルマが5台ぐらいドアガラスやバックドアガラス割られ車内が物色されたました。

我がアルファGTは運転席側のドアガラスが割られ車内にあったドライブレコーダー兼レーダー探知機、ETCカード、B-CASカードが盗難にあいました。
盗難品は微々たる物でしたが、アルファは割れた窓ガラスが車内に飛び散ってます。
車両保険のおかげで修理費、代車費用負担無し!
命拾いしました。

右ドアガラスを取替えてもらったまでは良かったのですが、当初は建付け調整が良くなく外界の音がそのまま車内に侵入してました。
結局、アルファに慣れている主治医のトコロに持っていって建付け調整してもらう始末でした。
最初からそうしておけば良かったのですが、イロイロ事情があって・・・