| CASSETTE PLAYER SONY WM-DD9 | |||
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両面再生ウォークマンの最高峰。 正転、逆転用各々に振動に強いとされる筒型モータを採用し、ディスクドライブメカとクォーツロックキャプスタンサーボとあいまって低ワウ・フラッタを実現している。 WM-DD9には専用のアモルファスヘッドが奢られ、他のモデルとの一層の差別化を図っている。 ニッポンが元気だった頃を象徴するような逸品。 |
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ポータブルカセットプレイヤーと言えば今やMDの台頭のおかげですっかり忘れ去られた存在です。 私は外出用にはポータブルDAT、TCD-D100を愛用していたのですが、電費、重量、デリケートなメカに気を配るのに疲れ果ててしまい、代わりのポータブル機を探していました。 で、せっかくブランクカセットテープを大量に入手したのでポータブルカセットプレイヤーへ目を向けたのですが、新品で手に入る製品はどうもWM-D6C(生産完了品)以外には力の入った製品がないように見受けられましたのでオークションを利用して中古で探す事にしました。 今回入手したWM-DD9の他に最後の再生専用プロフェッショナルシリーズWM-DX100も候補に上げていましたが、こちらは全然見当たりませんでした。 |
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| <WM-DD9の特徴 取り説より> | |||
WM-DD9の事を明記したカタログは紛失してしまいましたので、取り説に書いてある事をそのまま記載します。 ●低ワウ・フラッタ、アンチローリング効果を実現する、2モータ使用のディスクドライブメカ+クォーツロックキャプスタンサーボ。 フォワード、リバース用にそれぞれ独立したモータを採用し、ウォークマンプロフェッショナルシリーズの走行性能を初めてオートリバース化しました。クォーツの正確な周波数によりキャプスタンの回転を制御しているので音のふらつきやにごりが少なく、外部からの振動に対する音の揺れも少なくなりました。 ●グレードアップした、EXアモルファスヘッド。 ダブルガーター構造が低音域を、ギャップを狭めたファインギャップが高音域をより鮮明に再生します。 単結晶素材をヘッド巻線に使用する事により、忠実な信号伝送を実現します。 ●耐久性を向上させた、最大板圧2mmの頑丈ボディ。 ●Dolby B,Dolby C NRシステム。 |
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| 内部写真です。ご自慢の2モータのある位置とダブルガーター構造アモルファスヘッドが拝めます。 左下にはリバースモード切り換えスイッチがありますが、なぜこんな場所にあるのでしょうか? 側面につけるのが普通だと思っていましたが? ピンチローラ保持部はグラス混入系樹脂かな? |
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| バッテリはここに収納されます。単三型もガム型もそのまま使用できます。 | |||
| 側面にあるドルビーNR、低音増強回路EX DBB、テープポジション切り換えの各スイッチです。 EX DBBを使用すると下品な低音ばかりが耳につき聞けたものではありません。常にOFFです。 |
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| <で、気になる音は・・・?> | |||
まあ、このサイズにしては十分上出来ではないでしょうか? ボーカルは後退しないけど、広がり感はイマイチ。低音はかなり出ているのではないでしょうか。 据え置き機にはかないませんが。 実際に使ってみると音揺れが気になります。 |
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| <我が家のWM-DD9の現状> | |||
オークションで最初に入手したシリアルナンバー#511298は「一切動作しません、ジャンク扱いです」との謳い文句でしたので一切期待していなかったのですが逆転方向のみでしたが動作しました。正転方向モータ軸がロックしているようで全く動作しませんでした。また、外部振動が加わると突然電源が落ち、とても屋外で使用するには耐えない状態でした。 モータは在庫がないようでしたのでもう一台のWM-DD9#11573をオークションにて入手しました。こちらは「電池の液もれにより一切動作しません。電池収納部も壊れています」との事でした。 #11573を分解してみるとメイン基盤は電池の液漏れにより侵されていましたがテープ駆動部までには影響がなさそうでしたのでメイン基盤、電池収納部は#511298、テープ駆動部や外装は#11573を使用してちゃんと動作するWM-DD9を作り上げました。 仕上げにディスクドライブのゴムを#2000の紙やすりで経年変化により硬化した部分を削り落としておきました。 わずかな衝撃を与えると突然電源が落ちる症状がありましたので電池ボックス陰極の接点を少し折り曲げ基盤との圧着力を強めました。 また、逆転方向再生中に正転方向側が逆再生される症状もありましたのでメイン基盤上の切り替えSWに給油をして数10回勢いよくスライドさせたら落ち着きました。 余談ですが、キャプスタン・フライホイルから推測すると89年製らしい#11573と90年製らしい#511298ですが、キャプスタン・フライホイルの軸受けが89年製#11573はボールベアリングで90年製#511298は焼結金属製軸受けでした。 ボールベアリングと焼結金属製軸受けで性能面での違いがなかったのでしょうか? それとも単なるコストダウンでしょうか? 予告なしに仕様変更とはこの事なのですね。 |
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| WM-DD9のテープ駆動部。 片方は写真に写っていませんが、筒型モータを2個使用。 モータの駆動力はディスクプレートに伝えられます。 ゴムの摩擦を利用したものなのでゴムの硬化による摩擦力の低下には気を配らないとダメみたいです。 ここの部分をペーパー砥ぎしてからは回転ムラも一段と低くなりました(今までが多かっただけかな?)。 |
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| 基盤です。#11573は電池の液漏れにより電池収納部の周辺が侵されています。 | |||
| <WM-DD9 主な仕様> | |||
トラック方式 コンパクトカセット ステレオ 周波数範囲 DOLBY NRスイッチOFF時 20〜20,000Hz ワウ・フラッタ 0.07% WRMS S/N比 48dB ひすみ率 1.0% 電池持続時間 充電式電池NC-6WM使用時 2.5h アルカリ乾電池使用時 5.5h 本体寸法 76.8*108*28.3(幅、高さ、奥行き)突起物含まず。 最大外形寸法 77.7*109.2*33.1(幅、高さ、奥行き) 重量 約330g(充電式電池含む、他の付属品含まず) |
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